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技術翻訳会社トランスワード          最新の中国経済ニュース

株式会社トランスワードが中国・大連に設立した子会社が中国の経済ニュースを日本語に翻訳し、中国の経済情報をいち早く皆様にお届けします。

「とうもろこし製自動車用燃料」プロジェクトにより物価上昇

―石油委が中止を要請-

中国最大の民営石油企業会員組織、中国商業聨合会石油流通委員会(石油委)の会長趙友山の話によると、石油委は国家発改委にとうもろこしでガソリンを製造するプロジェクトの中止を要請した。

石油委が中止を要請したのは、「自動車が国民ととうもろこしを奪い合」い、今年の上半期に中国は初めてとうもろこしを輸入、その結果とうもろこし価格が上昇したが、とうもろこしで製造した燃料は国内の需要に対して雀の泪程度だからだ。石油委の今年の市場調査によると、国内のアルコール工場が1トン当たり1880元の補償や免税政策のため、とうもろこしから自動車用アルコールを抽出する目的で市場に出始めたとうもろこしを買いあさった。その結果、家畜用のとうもろこしが不足し、価格も大幅に上昇した。上半期中国は7800トンのとうもろこしを輸入した。中国のとうもろこし価格が海外より高いからだ。7月、東北地方のとうもろこしの平均出荷価格は対前年比15.7%増の1845元であった。家畜業者は国家の補償政策がないのでこの価格上昇を吸収できない。そのため農産品の供給不足や価格の上昇を引き起こした。

趙友山は石油委がこの状況を国家発改委に伝え、プロジェクトの中止を要請したと語った。また、関連補償をキャッサバや麦わらなどからアルコールを抽出するプロジェクトに投入することを提案した。この方法であれば、バイオ自動車燃料技術の発展を促進し、自動車が国民と飼料を奪い合う問題も解決できる。趙友山は「国務院は我々の意見を重視し、現在検討中だ」と語った。(2010年8月10日 京華時報 張艶)


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