それでは、人件費の高い日本で翻訳業を続けるにはどうしたら良いでしょうか。ITを上手く使うのも一つの方法です。翻訳ノウハウの社内での共有も有効です。より付加価値が高く単価の高い仕事だけ受注すればよいのですが現実的ではありません。
日本の翻訳会社の多くはすでに10年以上、コストダウンや作業の効率化に努力してきました。一方、客先から頂く翻訳料は下がってきています。
このような状況で日本での翻訳業を維持・成長させるにはどうしたら良いかというのが過去5年間の私の課題でした。
実際の翻訳の仕事はそれほど高い翻訳能力を必要とせず、丁寧にやりさえすればOKの部分と、高度の知識と翻訳ノウハウが必要な部分に分けることができます。技術翻訳の場合、前者が8割で後者が2割の割合です。この8割の部分を人件費の安い海外でやり、残り2割を国内でやれば全体として大きなコストダウンを実現して、かつ品質を保つことができます。
では、実際にどこで8割の部分をやればよいのか、この5年間色々と考え、多くの候補地を訪問して調査しました。オーストラリアと沖縄で事務所を開設し、実際に試したこともあります。中国、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナムへも出かけて調査しました。しかしコストと品質、通信上など、何らかのの問題があり、なかなか良い場所が見つかりませんでした。
※【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語- 2007/2/19 第182号
日本の翻訳会社の多くはすでに10年以上、コストダウンや作業の効率化に努力してきました。一方、客先から頂く翻訳料は下がってきています。
このような状況で日本での翻訳業を維持・成長させるにはどうしたら良いかというのが過去5年間の私の課題でした。
実際の翻訳の仕事はそれほど高い翻訳能力を必要とせず、丁寧にやりさえすればOKの部分と、高度の知識と翻訳ノウハウが必要な部分に分けることができます。技術翻訳の場合、前者が8割で後者が2割の割合です。この8割の部分を人件費の安い海外でやり、残り2割を国内でやれば全体として大きなコストダウンを実現して、かつ品質を保つことができます。
では、実際にどこで8割の部分をやればよいのか、この5年間色々と考え、多くの候補地を訪問して調査しました。オーストラリアと沖縄で事務所を開設し、実際に試したこともあります。中国、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナムへも出かけて調査しました。しかしコストと品質、通信上など、何らかのの問題があり、なかなか良い場所が見つかりませんでした。
※【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語- 2007/2/19 第182号




