技術翻訳会社トランスワード          最新の中国経済ニュース

株式会社トランスワードが中国・大連に設立した子会社が中国の経済ニュースを日本語に翻訳し、中国の経済情報をいち早く皆様にお届けします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

トヨタ、中国市場で新しい戦略、一汽にプリウス技術を移転する見通し

*一汽トヨタの上層部は、「トヨタが昨年末に予定していた中国国内への3代目プリウスの導入は、燃料システム問題の発生により、新たに練り直す必要が出てきた。発売時期は2012年初旬に延期したが、先日日本で起こった地震が3代目プリウスの導入に影響する恐れがある。3代目プリウスがいつ市場に出回るかはまだ不明である。」と記者に語った。

 トヨタ中国広報部の関連責任者も、3代目プリウスはまだ商品の導入段階で、具体的な発売日程は今のところ未確定だと述べている。*一汽グループの宣伝部の関係筋によれば、まだトヨタと一汽グループの技術移転の情報は得られないとのことだ。しかし、同トヨタ自動車の消息筋は記者に、「3代目プリウスの技術はすでに一汽グループに移転しており、再び中国国内に導入することはない。」と語った。また、「ハイブリッド技術に全力を注いでいるトヨタ自動車は、中国市場においてハイブリッドからプラグインハイブリッドに狙いを切り替えるのではないか。」とのことである。

 このような背景は先代プリウスの中国での発展状況と関係がある。上海の一汽トヨタ販売店責任者は「排気量1.5リットルのハイブリッド車の市場価格は中高級車の価格に到達し、政府の補助金を受けられないので、この種の車を買いたがる一般の消費者は少ない。」と記者に語っている。

 発売後3年余り経つ2代目プリウスの販売台数はわずか3000台ほどだったため、2009年の末に生産が停止されてしまった。2代目プリウスの生産停止以後、3代目プリウスの国内生産の日程が繰り上げられた。しかし2010年の北京モーターショーで出品された3代目プリウスは、遅々として未だ発売に至っていない。饶达氏によると、これはおそらくトヨタが中国での新エネルギー車戦略を変えたからではないかとのことである。

 仮にトヨタが3代目プリウスのハイブリッド技術を一汽に移転したとすれば、それはトヨタの中国市場に対する見通しおよび新エネルギー戦略が変わったことが理由であろう。

 つい最近、トヨタ自動車は2020年ビジョンを発表した。その計画は中国市場のシェアを全世界市場の15%に引き上げるというものだが、具体的な時期についてはまだ不明である。2015年までにトヨタが積極的に開拓する2大領域は「エコカー」および「新興市場」だ。この措置により、トヨタは2015年までその新興市場の売上シェア率を40%から50%に引き上げる意向を示している。自動車シニア・アナリストの張志勇氏はインタビューの際に「トヨタの重点は日本から北米、さらに中国などの新興市場に移ってきている。」と述べた。

*一汽トヨタ:中国自動車メーカーである第一汽車とトヨタの合弁会社

2011年03月28日 「第一财经日报」一部抜粋

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。