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技術翻訳会社トランスワード          最新の中国経済ニュース

株式会社トランスワードが中国・大連に設立した子会社が中国の経済ニュースを日本語に翻訳し、中国の経済情報をいち早く皆様にお届けします。

2011上海モーターショー開幕 国内外から2000の自動車が上海に集結

第14回の上海国際汽車工業展覧会が上海国際博覧中心で開幕した。中国国内に加え、世界中の20の国と地域の2000の自動車メーカーが上海モーターショーに集結した。今回は上海モーターショー史上最大であり、同時にもっとも影響力のある世界規模のモーターショーの一つであるといえる。

今回の上海モーターショーの展示規模は23万㎡で、上海新国際博覧センターの全13室の展示場および屋外の臨時展示場と屋外展示場を使用した。展示場の配置を見てみると、まず乗用車は11館(W1~W3、E1~E7およびN5)と、前回に比べて2館増え、自動車部品は室内の2館(W4~W5)及び屋外の22の臨時展示場である。このほか、屋外には商用車展示エリアが設置されており、タイヤ、オーディオ展示エリア、メディア参加エリアやプレスセンター、レストランエリア、休憩室や医務室などの機能エリアとサービスエリアである。

日程は、4月19日、20日はメディアデー(国内外のマスコミに公開)、4月21日、22日は業界関係者のみ観覧可能、4月23日から28日まで一般公開となっている。

モーターショーが公式発表した情報によると、今回の上海モーターショーは中国国内に加え、世界中の20の国と地域から2000の自動車メーカーが出展し、過去最多の1100車種の自動車が展示された。世界で初公開されたのは75車種で、そのうち中国外のものが19車種、国内は56車種である。今回のモーターショーは70万人の来場が見込まれている。

「渋滞大国 中国―自動車の創新と未来」をテーマに掲げ、ネットユーザーに最新かつ最も権威のある上海モーターショーのニュースをリアルタイムで提供し、同時に一歩踏み込んで自動車大手企業及び専門家に取材し、ともにこの渋滞時代と自動車工業の行く末について考える。

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第1四半期の自動車生産・販売増加率、大幅に減速 日本大地震の影響、軽視できず

 
中国の自動車生産・販売の増加幅が持続的に下落し、各業界は警戒心を高めている。昨日、中国の自動車工業協会が発表した3月の自動車生産販売データによると、当月の自動車生産・販売はそれぞれ182万7300台、182万8500台で、前月比はそれぞれ44.99%、44.32%増加したが、前年同時期比ではそれぞれわずか5.34%、5.36%の増加で、月別と時期別では昨年の同時期と比べると増加率は大幅に下落した。

調査によると、前年同時期比で6%にまで下落するという今回のような状況は今年の中国自動車市場で初だとのこと。中汽協の秘書長、董揚氏は、中国自動車市場の第1四半期においては喜びと悲しさが半々であるというべきだと語っている。昨年3月の前年同時期比が70%であったのに対して、今年の3月の増加率はすでに6%以下にまで急降下しており、下落幅は大きいと言える。同氏は、このことが、以前予想した年間15%という販売台数増加率に影響すると同時に、自動車メーカーの収益の増加率にも警鐘を鳴らすことを懸念している。中汽協は、2011年の自動車メーカーの収益は間違いなく下降し、一部の企業は経営難に陥る可能性もあり、小排気量車またはローカルブランド車の発展は厳しくなると予測している。しかし董揚氏は同時に、今年の第1四半期の自動車生産・販売増加率の著しい下降が中国国内の自動車産業の構造調整と発展方式の転換に確かな効果をもたらしたことを示唆している。

2011年の自動車市場に浮上したマイナス要因について、董揚氏は以下のように分析している。購入税の減税などの自動車産業発展を奨励する政策の打ち切り、原油価格の継続的な高騰、一部の都市における自動車購入の制限、燃費参入政策の実施による道路運送車両市場成長の不振、さらに日本の地震などにより、すでに第1四半期の自動車生産・販売は悪影響を受けている。

董揚氏は、4月の自動車市場の販売台数は3月と比べて横ばいであり、増加率はひきつづき低い位置で横ばいであると懸念しながら見ている。同時に、今年は中国政府は省エネ車と新エネ車を補助する政策を発表する予定であり、自動車業界は一歩引いて冷静になり、各企業は発展のためのガイドラインを再度見直し、管理を強化したうえでコストを下げ、収益を引き上るべきだと漏らした。

董揚氏は昨日、3月の日本の地震および津波が中国の自動車産業ならびに全世界の自動車に及ぼす影響は軽視できないと述べた。

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上汽集団の全体上場 最終段階へ

4月6日、2ヶ月以上にわたり売買を停止していた*上海汽車(600104、終値:18.45元)と華域汽車(600741、終値:12.81元)はついに再編案を発表した。再編案によると、上海汽車は未公開株式発行による資金調達方法で、上海汽車工業(集団)総公司(以下、「上汽集団」)と上海汽車工業有限公司(以下、工業有限)の保有する上汽集団独自の独立部品業務、サービス貿易業務、新エネルギー車業務をてがける企業の株式とその他の資産を取得する意向だ。その標的資産評価額は285.6億元、発行額は1株当たり16.53元、発行株数は1株あたり約17.28億にのぼる。

上汽集団が上海汽車へその他の資産注入を行ったのちに、上汽集団の資産の全体上場は正式に最終段階に入る。上海の*国資委は上海汽車の直接の株主になり、上汽集団と上海汽車の両経営陣は統合する見通し。

 収益力の向上による再編実施後の上汽集団は上海汽車に全体資産(完成車、部品、貿易、物流や新エネルギー車に関わる株式投資などすべての資産を含む)の注入が完成する見通し。上汽集団の資産は完全に「証券化」する。

 公告発表によると、今回注入する予定の資産は上汽集団と工業有限のもので、主として安吉汽車物流有限公司、上海汽車工業銷售有限公司、華域汽車系統股份有限公司、新源動力股份有限公司などの企業の株式が含まれる。それらの標的資産評価額は285.6億元、株あたりの発行額は16.53元、発行株数は約17.28億とのことだ。

上海汽車は、この度の再編で注入した資産により当企業がさらに自動車産業チェーンの業務資源を統合し、バリューチェーンのハイエンドへの位置づけに積極的に取り組み、業務部門間の相乗効果を十分に発揮し、新エネルギー車チェーンの構築を加速させ、またコアコンピタンスと国際マネジメントスキルにも一役買っていると述べている。

 *天相顧投の自動車チームは「毎日経済新聞」の取材の際、記者に「上海汽車の再編案は、予想を超えて完璧だ。今年の上海汽車は収益力の向上が見込める。」と語った。

 当新聞社の記者も、上海汽車新聞社が同様に注入資産の範囲内にあり、すでに商工登録を済ませており、さらに名称も上海汽車新聞社有限公司に変更するという情報を得ている。

*国資委:国有資産監督管理委員会
*天相顧投:天相顧問投資会社

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トヨタ、中国市場で新しい戦略、一汽にプリウス技術を移転する見通し

*一汽トヨタの上層部は、「トヨタが昨年末に予定していた中国国内への3代目プリウスの導入は、燃料システム問題の発生により、新たに練り直す必要が出てきた。発売時期は2012年初旬に延期したが、先日日本で起こった地震が3代目プリウスの導入に影響する恐れがある。3代目プリウスがいつ市場に出回るかはまだ不明である。」と記者に語った。

 トヨタ中国広報部の関連責任者も、3代目プリウスはまだ商品の導入段階で、具体的な発売日程は今のところ未確定だと述べている。*一汽グループの宣伝部の関係筋によれば、まだトヨタと一汽グループの技術移転の情報は得られないとのことだ。しかし、同トヨタ自動車の消息筋は記者に、「3代目プリウスの技術はすでに一汽グループに移転しており、再び中国国内に導入することはない。」と語った。また、「ハイブリッド技術に全力を注いでいるトヨタ自動車は、中国市場においてハイブリッドからプラグインハイブリッドに狙いを切り替えるのではないか。」とのことである。

 このような背景は先代プリウスの中国での発展状況と関係がある。上海の一汽トヨタ販売店責任者は「排気量1.5リットルのハイブリッド車の市場価格は中高級車の価格に到達し、政府の補助金を受けられないので、この種の車を買いたがる一般の消費者は少ない。」と記者に語っている。

 発売後3年余り経つ2代目プリウスの販売台数はわずか3000台ほどだったため、2009年の末に生産が停止されてしまった。2代目プリウスの生産停止以後、3代目プリウスの国内生産の日程が繰り上げられた。しかし2010年の北京モーターショーで出品された3代目プリウスは、遅々として未だ発売に至っていない。饶达氏によると、これはおそらくトヨタが中国での新エネルギー車戦略を変えたからではないかとのことである。

 仮にトヨタが3代目プリウスのハイブリッド技術を一汽に移転したとすれば、それはトヨタの中国市場に対する見通しおよび新エネルギー戦略が変わったことが理由であろう。

 つい最近、トヨタ自動車は2020年ビジョンを発表した。その計画は中国市場のシェアを全世界市場の15%に引き上げるというものだが、具体的な時期についてはまだ不明である。2015年までにトヨタが積極的に開拓する2大領域は「エコカー」および「新興市場」だ。この措置により、トヨタは2015年までその新興市場の売上シェア率を40%から50%に引き上げる意向を示している。自動車シニア・アナリストの張志勇氏はインタビューの際に「トヨタの重点は日本から北米、さらに中国などの新興市場に移ってきている。」と述べた。

*一汽トヨタ:中国自動車メーカーである第一汽車とトヨタの合弁会社

2011年03月28日 「第一财经日报」一部抜粋

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広汽トヨタ、12の未開拓都市を北京の販売店に移行

*北京限牌政策に対応するため、一部の自動車メーカーは北京販売店に対する区域販売制限をある程度まで緩和した。先週、広汽トヨタ(以下、広トヨ)を取材した記者によると、北京の販売店は現在、広トヨが華北地域にある12の未開拓都市を北京販売店に譲渡し、販売を委任すると同時にそれらの都市に販売ネットワークを広げることを許可した。近いうちに広トヨ北京販売店の新車販売台数は、輸出の割合が50%以上に上昇するとのことである。

北京、12の未開拓都市へ販売

「以前は輸出の割合が極端に低かったため、50%はほとんど不可能に近かった。」と北京の広トヨ販売店の取締役店長は語る。以前、メーカーは河北、内モンゴルなどの顧客が北京に自動車を買いに来ることに反対していたが、今は支持に回っている。また、広トヨ北京エリアの責任者はこう述べている。他のブランドに比べると、広トヨの販売ネットワーク構築は遅く、数も多くない。現在、中国全土に200あまりの店舗があり、その多くが未開拓である。北京、天津、河北、内モンゴルを含む華北地域には、すでに開業している店舗が38、現在建設中のものが20あまりある。これらの地域にはまた、未だ販売ネットワ―クが開設されていない12の都市がある。そのうち内モンゴルが8軒、河北が4軒で、この12の都市はすべて北京の市場に移行することになる。

広トヨの販売店取締役店長は、「この未開発区域を北京販売店に開放すれば、北京販売店がそれらの地域の顧客に自動車を販売できるようになるだけでなく、各都市に直営ネットワークあるいはその他の販売形式を増やすことで自動車を現地に運び、販売できるようになる。しかし、直営ネットワークを開設するためにはマンパワーや物資・コスト面でも負担が大きすぎる。今後についてはまだ検討中である。」と述べている。

*くじ当選客の購入率、低い

現在のところ、今年に入ってからのくじ当選客の自動車購入台数は比較的少ない。今年1月から現在までで北京現地の各販売店の平均購入台数のうち、くじ当選客の購入数は3、4台足らずである。新車購入台数の内訳のほとんどは、登録車と中古車からの買い換えが占めている。広トヨ販売店の副店長は、「輸出の割合は上がっても、販売台数は下がる可能性がある。」と述べている。

しかしながら、広域的な販売は「諸刃の剣」であり、未開拓都市周辺のその他の販売店にも必ず影響が出る。広トヨ北京エリアの担当者は、「華北地域では20の販売店が建設中であり、その多くが未開拓都市に位置する。いったんこのような店舗が開業してしまうと、その都市は北京の販売店に開放しなくなる。」と述べている。

*広汽トヨタ:広州汽車とトヨタ自動車の合弁会社
*北京限牌政策:慢性的な交通渋滞と大気汚染を軽減するため2011年の自動車の新規登録台数を削減すること。
*くじ当選者:車購入くじの当選者

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春の大連ツアー 正式にスタート

3月13日、大連市旅行局が主催する「2011年 中国・春の大連ツアー」が正式にスタートした。市民と国内外の観光客が「春の国」に足を踏み入れ、ツアーを存分に楽しめるようにと、「緑あふれる大連をかけめぐり、流行とロマンを感じる」をテーマとした14コースが発表された。

記者によると、今回発表された「緑あふれる大連をかけめぐり、流行とロマンを感じる」ツアー内容は主に下記のとおりである。
22のイベント巡りコース(中国大連(金州)国際さくらんぼ祭・第3回中国大連(旅順)国際さくら祭・大連(庄河)いちご祭・大連(庄河)ツツジ祭・高新区さくら祭))、特色民俗文化村コース、現代農園コース、花卉基地コース、フルーツ・野菜狩りコース、民俗文化コース、博物館コース、海島コース、山水コース、温泉保養コース、古建築コース、工業科教コースなどである。同時に市民、中国国内観光客と国外観光客(欧米、ロシア、韓国、日本など)をターゲットに金石灘日帰りツアー、大連市内日帰りツアー、大連発見王国日帰りツアー、大連港・旧港区と大連旅順2日間ツアー、氷峪沟と天門山2日間ツアー、歇馬山庄の森林浴、露天温泉2日間ツアー、広鹿島と金石灘3日間ツアー、大連海浜リゾート15日間ツアーと大連療養15日間ツアーなど89タイプの旅行コースが用意されている。ぜひ市民と国外観光客の皆様に、大連のバラエティ豊かなお土産と素晴らしい風景を感じてほしい。

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4000組の灯篭 棋盤山で「満開」―瀋陽―

*元宵節に灯篭を観賞する、これは中国の伝統的な行事の1つである。2月17日の元宵節当日、瀋陽の棋盤山関東エリアには観光客をターゲットに4000組の灯篭が飾られた。この光景はきっと彼らの目に深く焼きつくことだろう。

元宵節前日の2月16日、記者が取材をした瀋陽の棋盤山関東エリアでは、イベントスタッフたちが入園客のピークにそなえて最後の仕上げを急いでいた。東北地方独特のにぎやかな装飾をテーマに、赤や色とりどりの灯篭があちこちに飾られた。*盛京灯篭祭の責任者である王志吉氏は「2009年と2010年共に、関東エリアでの元宵節の入園客数は10万人を超えている。今年の営業期間の入園客数は20万人程度になる見込みである。」と述べている。

王志吉氏によると、今年の盛京灯篭祭りでは、①深い文化的内包 ②多様な現代的からくり ③観光客との一体化 ④特大型灯篭セットでの活気づけ、という4つを基本コンセプトに掲げているとのことである。
会場には大型灯篭50組とさまざまな小型灯篭4000組が設置されている。例年の離れた場所からの観賞と比べて、今年は特別に<月の中のウサギを探す*嫦娥>をテーマにした灯篭セットを製作し、灯篭にまつわる賞品つきのゲームを企画するなど、主催者側と観光客が一体となって楽しめる灯篭祭りになっているとのことである。
(16日新華網)

*元宵節(げんしょうせつ)=日本でいうところの小正月を祝う日。元日の最初の夜であることより、この名がついた。この日には灯篭をともす習慣がある。
*盛京(せいけい)=瀋陽の旧称
*嫦娥(じょうが)=月の神、中国神話に登場する。

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